新生児 ・ベビー服にはどんな種類があるの?月齢別の小物や肌着 、アウターを徹底解説

新生児 ・ベビー服にはどんな種類があるの月齢別の小物や肌着 、アウターを徹底解説
新生児・ベビー服にはどんな種類があるのでしょうか。今回は小物や肌着、アウターなども含め、どんな種類があるのか解説します。大人とはちょっと異なるベビー用品は、聞きなれない用語もあり戸惑いを感じるかもしれません。でも赤ちゃんにとっては欠かせないものばかり。どんな時にどんなアイテムが必要になるのかチェックして、赤ちゃんにぴったりのベビー服を選びましょう。
目次
  1. 新生児服とは?
  2. 新生児・ベビーの肌着の種類
  3. 新生児・ベビーの洋服の種類
  4. 新生児・ベビーのボトムスの種類
  5. 新生児・ベビーのアウター(防寒着 )の種類
  6. 新生児・ベビーの小物の種類
  7. 新生児服におすすめの素材
  8. 新生児服を洗濯する際のポイント
  9. 赤ちゃんにぴったりの服、小物を準備しましょう

新生児服とは?

新生児服は、生後28日未満の赤ちゃん、つまり新生児に着せる服です。大きく分けると「肌着」「ウェア」の2種類あります。この時期の赤ちゃんは日々大きくなっていくため、その都度、赤ちゃんの成長に合わせた服を用意することが大切です。赤ちゃんの月齢によって着用する服やアイテムもどんどん変わっていくので、この記事では、生後0か月~10ヶ月頃に必要になるものについてご紹介していきます。

新生児・ベビーの肌着の種類

種類着用時期詳細
短肌着
短肌着
0ヶ月~お腹から腰あたりまでを覆う短めの丈で、前をスナップやひもで合わせることが多い肌着です。股下スナップがないため、おむつ替えが多い時期に特に向いています。幅広いシーズンで使え、首がすわっていない時でも着せやすいです。動きが活発になる生後36ヶ月には短肌着を卒業します。
長肌着
長肌着
0ヶ月~短肌着より裾が長く、足先までカバーできます。短肌着の上に重ねて着させることもでき、寒い時期に生まれた赤ちゃんに着せることが多いでしょう。足をバタバタさせる時期になると、はだけやすくなるため卒業します。
コンビ肌着
コンビ肌着
1ヶ月~股が分かれている前開きの肌着です。はだけにくいので、足をばたつかせるようになる1、2か月ごろから使用することが多いです。おむつ替えもスムーズにできます。動いてもめくれづらい構造ですが、赤ちゃんが座れるようになるとスナップを留め止めにくくなります。
ロンパース
ロンパース
3ヶ月~股がスナップ留めしてありお腹が出ないつくりで、赤ちゃんの身体をすっぽりと包んでくれるウェアです。寝返りや這いずりなど動きが 活発になっても、ずれにくいため安心。足元が覆われていないものはボディスーツと呼ぶことも。肌着や下着としても着用が可能です。 生後1ヶ月から2才頃まで、長時間使用できます。

新生児・ベビーの洋服の種類

種類着用時期詳細
ドレスオール
ドレスオール
0ヶ月~足の指先まですっぽり包み込んでくれる、スカート型の洋服です。基本的には前開きなので、おむつ替えや吐き戻しによる着替えが多い時期に便利でしょう。生まれて半年くらいまでの動きの少ない新生児向けで、定番のベビー服です。
コンビ(2WAY)オール
コンビ(2WAY)オール
0ヶ月~ 太ももからふくらはぎを覆うワンピース型の洋服です。股下のスナップを留めずにドレスオールにしたり、スナップを留めてズボン型にしたり、ツーウ ェイで使えるため、長期的に使用できます。生後半年ごろまで、出番の多い服です。
プレオール
プレオール
0ヶ月~ 比較的、月齢が低い赤ちゃんのための洋服です。袖部分や裾が短めなので、まだ動きが少ない時期に着せることが多いでしょう。つなぎ型でカバーオールと似ていますが、裾が縛られていないので、動きやすいという特徴があります。首がすわっていない時期にも着せやすいです。
カバーオール
カバーオール
3ヶ月~上下の服が繋がつながっている、いわゆる「つなぎ」型の洋服です。プレオールより裾が長く、全身を包んでくれます。袖や裾にはゴムがあり、着崩れしにくいので、動きが活発になる時期にも安心です。 ロンパースと比較して丈夫な素材を使用したアイテムが多い傾向にあります。
ロンパース
ロンパース
3ヶ月~肌着としても使われるロンパースですが、デザインによっては洋服としても着られます。股下がスナップタイプになっているので、寝がえりや動きが活発になっても、めくれることがなく安心です。肌着としても使用されるアイテムなので、赤ちゃんの肌に直接触れても安心な肌触りのよい生地でつくられることが多いです。
ワンピース
ワンピース
6ヶ月~お出かけなど、おしゃれをしたい時にぴったりの洋服。股下にインナーが付いているものを選べば、オムツが丸見えにならず安心です。デザイン性が高いものが多く、赤ちゃんやママ・パパの好みに合わせて選べます。
Tシャツ
Tシャツ
6ヶ月~赤ちゃんの首がすわるぐらいの時期から着られるようになる洋服。春夏秋と、幅広いシーズンで着用できるので、数枚持っておくと重宝するでしょう。 首元にスナップボタンが付いているものを選べば、着替えもスムーズです。
トレーナー
トレーナー
6ヶ月~厚手の生地で長袖なので、体が冷えやすい冬場におすすめの洋服です。下着の上から重ねて着せてあげましょう。 裏起毛素材のものやチクチク感の少ないアクリル100%のものなど、アイテムによって素材はさまざま。静電気が発生しづらい加工がされているものを選ぶと安心です。

新生児・ベビーのボトムスの種類

種類着用時期詳細
ズボン
ズボン
6ヶ月~赤ちゃんが動き回るようになると、上下一体型のウェアが着せにくくなるため、ズボンが活躍します。季節に合わせて、七分丈やショート丈などを選び、快適に過ごせるようにしましょう。
スカート
スカート
6ヶ月~動きやすさとデザイン性を兼ね揃えており、コーデのアクセントになる洋服。お出かけはもちろん、日常使いもできるかわいらしいアイテムが多くあります。インナーパンツやブルマ付きで、おむつが見えないような工夫がされているタイプもおすすめ。
ブルマ
ブルマ
6ヶ月~動きやすく、自宅で使いやすい洋服です。ハイハイするようになっても足の動きを邪魔せず楽に過ごせるので、日常使いの服にぴったり。デザインによっては、お出かけ時にも十分使えるでしょう。

新生児・ベビーのアウター(防寒着)の種類

種類着用時期詳細
ジャンプスーツ
ジャンプスーツ
1ヶ月~上下がつながった、赤ちゃんのためのアウターです。防寒効果が高いため、寒い時期の外出時などに着用しましょう。気付かないうちにめくれて腰やお腹を冷やす心配もありません。赤ちゃんの時期ならではの、かわいらしいデザインを選ぶのもおすすめ。
カーディガン
カーディガン
6ヶ月~ちょっと肌寒いと感じる時などに、さっと羽織れるカーディガンは、赤ちゃん用にも準備しておきたいアイテム。日常使い・お出かけ、どちらでも活躍します。頭からかぶる必要がないため、着せやすいでしょう。
ポンチョ・ボレロ
ポンチョ・ボレロ
6ヶ月~マントのような形のポンチョは、たっぷりとしたシルエットで体を包み込むので、温かさをキープしながらも、動きを邪魔しません。また丈が短めですっきりとしたシルエットのボレロであれば、防寒対策にもよいでしょう。
ベスト
ベスト
6ヶ月~赤ちゃんの腕の動きを邪魔しないベストは、気温変化が激しい春秋や季節の変わり目におすすめのアウターです。動きが活発になるハイハイの時期にも重宝します。
ジャケット
ジャケット
6ヶ月~比較的、防寒効果が高い袖ありのアウター。ボアがついたタイプや、ダウンタイプのものなど幅広い種類があります。冷え込む季節のお出かけ用に 1 枚準備しておくとよいでしょう。

新生児・ベビーの小物の種類

種類着用時期詳細
スタイ・汗取りパッド
スタイ・汗取りパッド
0ヶ月~スタイはよだれやミルクを吐きだした時などに、洋服を汚さないよう着用するアイテム。洗い替え用に何枚か余裕を持って準備しておきましょう。背中と肌着の間に挟んで使う汗取りパッドを使うと、汗っかきの赤ちゃんでも快適に過ごせます。
帽子
帽子
0ヶ月~太陽が強く照りつける時期の日差し予防としてはもちろん、寒い時期の温度調節としても活躍する帽子。赤ちゃんのやわらかい頭を保護する役割もあります。通気性や保温性が優れているものなど、アイテムによって素材も形も異なるので、季節に合わせて用意しましょう。
ヘアバンド
ヘアバンド
0ヶ月~赤ちゃんをかわいらしくドレスアップできるヘアバンド。新生児でもつけられますが、赤ちゃんは頭蓋骨の間に隙間があり頭が柔らかいので、短時間の着用に留めておきましょう。ゴムやレース、布でできたものなど、アイテムによってデザインはさまざまです。
ミトン・手袋
ミトン・手袋
0ヶ月~寒さ対策だけでなく、赤ちゃんが自分の顔などを爪でひっかくのを防止する目的で使用します。赤ちゃんの肌に直接触れても安心なやさしい肌触りのミトンや手袋を準備しましょう。
タイツ・レギンス
タイツ・レギンス
6ヶ月~寒い季節やお出かけにもぴったりのタイツレギンス。足元の冷え対策だけでなく、おしゃれアイテムとして何着か取り揃えておくと便利です。選ぶ際には、ストレッチの効いた動きやすいものがおすすめ。サイズは 70cm 程度からあります。
靴下
靴下
3ヶ月~靴下は寒い季節にお出かけする時に冷えを予防したり、靴ずれを防いだりするために履かせます。大人と違って赤ちゃんは手足で体温調節をするため、室内では素足のままの方が多いです。
シューズ
シューズ
10ヶ月~赤ちゃんが歩けるようになったら、歩きやすいシューズを選んであげましょう。足のサイズに合ったものを選ぶのはもちろん、まだ柔らかい骨格を傷めないよう注意します。靴底が柔らかいものがおすすめです。

新生児服におすすめの素材

種類特徴
ガーゼ 柔らかく、通気性に優れている
乾きやすい
伸縮性は劣る
天竺 通気性に優れている
春夏など汗をかきやすい季節によい
フライス 伸縮性に優れている
手触りが柔らかく、通年で使える
スムース 保湿性に優れている
丈夫
秋冬によい
パイル ふんわりとしたタオルと同じ素材
汗を吸収する

赤ちゃんは汗をかきやすいため、通気性、吸湿性が優れた素材のアイテムを選ぶとよいでしょう。また触り心地が柔らかく、肌を傷つけない生地がおすすめです。

春夏は天竺、夏場はガーゼがさらっとしていて使いやすいでしょう。少し肌寒くなる秋冬には保湿性のあるスムースや、パイル生地のウェアを上に重ねても暖かく過ごせます。フライスは季節を問わず使用可能。赤ちゃんが快適に過ごせるよう、季節にあった素材を選びましょう。

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新生児服を洗濯する際のポイント

大人の服と分けて洗う
水通しをする
赤ちゃん用の洗剤を使用する

赤ちゃんは肌が弱く敏感なため、ベビー服の洗濯時は注意が必要です。上記のポイントを押さえて洗濯し、赤ちゃんのデリケートなお肌を守りましょう。

大人の服と分けて洗う

大人の新品の衣類には、ホルムアルデヒドという物質が付着していることがあります。赤ち ゃんの肌にホルムアルデヒド触れると、湿疹の原因に。ホルムアルデヒドは水に溶けやすい性質を持っているので、洗濯する際は大人の服と分けましょう。

水通しをする

洗濯する前に一度水洗いすることを「水通し」と言います。水通しをすると、新品の服に付いているのりが取れて、やわらかく肌ざわりのよい生地になります。吸水性も上がるため、汗っかきの赤ちゃんも過ごしやすくなるでしょう。

赤ちゃん用の洗剤を使用する

赤ちゃんの肌はとても敏感です。大人用と同じ洗剤で洗ってしまうと肌荒れの原因になることも。最初は赤ちゃん用洗剤を使い、様子を見ながら少しずつ大人と同じ洗剤に慣らしていくと、肌のトラブルが起きにくいでしょう。蛍光増白剤を使用している洗剤は避け、柔らかく仕上がるものを選ぶのがおすすめです。

赤ちゃんにぴったりの服、小物を準備しましょう

赤ちゃんの服は大人の服とは異なります。目的や使い方などチェックして、いつ頃、どのアイテムが必要になるか把握しておきましょう。まだ肌が敏感なので、素材にもこだわり、通気性、保温性など季節にあったアイテムを選んでください。 赤ちゃんは、不快感があっても言葉で表現できず、大人が注意深く見ていても異変に気づけないこともあります。できるだけ着心地のよいアイテムを選び、赤ちゃんが心地よく過ごせるよう準備してあげましょう。

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