つわりはなぜおこる?つわりを乗り切る対策

つわりは、妊娠初期から胎盤が完成する妊娠15週頃までに生じる妊娠期特有の症状のことを言います。医学的な原因は明らかにされておらず、頭痛や吐き気、嗜好の変化、嗅覚過敏など心身ともに不快な症状が現れます。 つわりの症状が悪化した状態を妊娠悪阻といい、脱水症状や栄養改善のために入院加療が必要になる場合もあります。

妊婦さんの約8割がつわりを経験すると言われていますが、なかには、つわりを全く経験せずに出産を迎える妊婦さんや、出産までつわりが持続したという妊婦さんもいます。
症状の現れ方にも個人差があり、つわりで食欲が増進したというケースもあれば、その逆もみられます。初産と第2子以降の出産でも、異なる症状が現れることも珍しくありません。

つわりは、とても辛いものですが、赤ちゃんを授かったからこそ感じることのできる変化でもあります。母親としての最初の試練と思い、前向きに乗り越えていくことが大切です。

つわりの原因と精神的なストレス

つわりの原因は様々な説があり、医学的にはっきりとした解明には至っていません。もっとも有力とされる原因のひとつとして、自律神経の乱れが挙げられています。赤ちゃんがお腹に宿り、胎盤が成熟するなど、急激に体内環境が変化することによって、自律神経が阻害されるというものです。

これにより胃腸の働きや体温調整、脳神経の興奮や鎮静などのバランスが崩れ、不快な症状となって現れると言われています。味覚の変化や身体のほてり、注意力の散漫なども同じように解釈することができます。

また、自律神経は精神的なストレスを受けることによっても、その機能が失われやすくなります。母親になることの重圧、家族が増えることによる不安などが、自律神経を統括する脳に直接伝わっていくのです。妊娠をしているという意識が自然とストレスになって、つわりの症状を悪化させていることも少なくありません。

症状を悪化させないために

つわりの症状は、重症化すると日常生活や妊娠の継続に影響を及ぼすことがありますので、不快な症状が続く場合は出来るだけ早く、主治医に相談しておくようにしましょう。症状によっては、内服薬を処方されることがありますが、妊産婦用の処方薬ですので安心して飲むことができます。

また、先輩ママ達がどうやって辛いつわりを乗り越えたのか、体験談をヒントに対策を考えていくのもよいでしょう。人それぞれの部分もありますが、きっと参考になるはずです。たとえば食事の面では、昔からよく言われる身体を暖める食材を積極的に取り入れたり、 炭酸水やノンカフェインのハーブティーなども効果的です。

妊婦向けの雑誌やインターネットで、たくさんの情報を集めることができますが、自分にあった方法かどうかは全て自己判断。悩んでしまった時には、助産師さんに相談をしたり、自治体で開催されるマタニティサロンなどを利用したりするのもお勧めです。

つわりは人それぞれですが、辛い時期は限られているので、無理をせずに乗り切ってくださいね。

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